ゴンゴンモフモフの開田高原マイア行ってきました


 皆様こんにちはこんばんは。今までスノー関連の記事は書いてこなかったのですが、今回初めて悪天候の中を自車で単独突撃してみて、今まで人の車をアテにしてて気にしてなかった事が色々とわかってきたので、メモ代わりに書き残しておきます。一応言っておきますが基本的にアホです。
 

左足ブレーキは割と使える

 いきなりラリー屋さんです。ある時にこのテクを知って、普段から(前後に車のいない時を選んで)左足のブレーキ感覚を養ってましたが、このドカ雪で実践となりました。
 率直に言って、使わない場合よりも全然戦えます。カーブに差し掛かった時にアクセルのみで厳しくなった時に少しブレーキを、ブレーキのみで厳しくなったら少しアクセルを入れると不思議と安定します。もちろんさじ加減や理論は要勉強という感じですし、燃費は悪くなるし、普段使わない左足ゆえの疲労もあるし、テクがあるからと調子乗ったら刺さると思いますが。
 条件付きですが、上り坂でFF車で片輪滑ってる場合に、うっすらブレーキを足せばLSD代わりとして多少の効果が出る気がします。ただし、リアにディスクブレーキが入ってる車はリアが効きすぎてダメな気もします。リアがドラムでも、簡単に後輪が足かせになるので、難易度の割にあてにはできない感じ。
備考:さすがに横向きや後ろ向きになるような真似はしてません。
 砂も持っていきましたが、凍結スタックには至らなかったので、今回は活躍の場なしでした。
 

最低地上高って大事

もっふもふの新雪に喜んで突撃して、

からの

この顛末である。自滅だからね、笑いながら雪を掘りました。
 
 最低地上高は普通の市販車レベルですが、マイアの駐車場の未除雪部分に突撃した結果、あっさり亀になりました。我ながら半端なく頭わるい。ただ、いくつか収穫はありました。

  • 止まらずに進み続ける限りはスタックせずにある程度いける
  • 止まって余裕をこいて写真を撮っていた時、スタックは始まっていたのだ(迫真)
  • 亀の子スタックの場合、タイヤの周辺、エンジン周辺、タイヤの裏に隠れてるロアアームの除雪が鍵(だと思う)
  • 亀の子スタックで大事なのはタイヤの下敷きではなく、タイヤを浮かせてる原因の除去
  • ポリカシャベル大活躍。ただし、除雪のために角度がつけてあるので、車の下を掘るのには不向き。車の下の雪を掻き出す場合は、鉄シャベルや、折りたたみシャベルの方が適任っぽい。男は黙って農業用鉄シャベル!

まぁ、車に積みやすいのは、こういうのとか、こういうマルチなシャベルだったら、一本あるといいかなって感じするね。
 

安いマスク大活躍

Twitterで見かけたお安いマスクをスノーに流用してます。
良いところ:安い
 それっぽく見える(フィルタと見せかける飾り)
だめなところ:かがり縫いがほつれる
 最初は石油臭い(2回洗ったら臭わなくなりました)
 鼻部分の穴から雪が吹き込む

最初に2回滑った時にマスクとゴーグルの間にすき間があったため、頬が冷たさで痛くなり、早々にティーホルンに避難する羽目になりました。
 

今期のティーホルンは地元のパン屋さんメイン


前に食べたワッフルはがっかりだったけど、あずきとさつまいものロールはいい感じでした。焼きたてとはいかないけど、あたためてもらえば結構おいしい。
 

ゲレンデの様子


ゲレンデは横向きに雪が降り、連休明け+悪天候で人も少なかったので滑りは快適、ただし風が強くリフトは寒い。上部-12度だからナメンナヨってセンターハウスに書いてありました。ゲレンデの様子はだいたいこんな感じ。

  • スカイハイ上部(上リフト降りてすぐ)

 10時までが勝負。行ったら既に食われてました。

 最初ブッシュにぎょっとしますが、新雪非圧雪モフモフパウダーで最高でした。2回目のチャレンジでひっくり返って雪に埋まりました。楽しいけど体力ががが。

  • スカイハイ下部

 Close。平坦部で圧雪車ががんばってました。じきに開きそう。

 クルーズ最高

  • フォクシー

 パウダーゾーン多数発生で良好

  • プリマ

 視界不良のためClose

  • ジャンボフット南(メイン)

 安定。

  • ジャンボフット北

 緩斜面非圧雪のため、埋まって止まりそうになるたたかいが発生。でかい板の人が本領を発揮する可能性がある!
 

テスト装着大事!

 今回モンベルのスキーリーシュを新規導入したのですが、事前テストをしてなかったので、装着にちょっと苦労しました。テスト装着は大事!
 

エクストリーム昼寝

 お昼ごはんの後、食休みと称して冬用寝袋と車中泊マットを取り出して30分ほど昼寝したら幸せでした。怠惰バンザイ。ウェアを脱いでインナーだけで寝ましたが、車内0度でも快適でした。色々着込めば-7度くらいまでは快適にいけそうですが、スペックで謳う-15度は無理かも。
 起きたら雪が強くなってたので、早々に撤退することにして帰りました。スタックのタイムロスもあって、午前中に下部を2回、上から下までの通しを3回滑って終了でした。
 

チェーンは偉大


 往路は強引に登ってしまったのですが、復路は雪に刺さりたくないので、チェーンを履きました。圧倒的駆動力制動力。ただし、はしご型なのでハンドルを切ると横滑りしそうな感覚がすぐ伝わってきました。横滑りも意識するなら亀甲型が見えてきます。
 チェーンの威力がありがたかったのは、マイアの坂道はもちろんですが、きそふくしまスキー場付近の長い坂も、エクストリームな時は全然違います。ただし、金属チェーンはせいぜい最高速度30~40km/hなので、路面が良くなってくるとすぐに低速迷惑車に。国道へ出たらすぐに外してもよかったかも。
 着脱はもちろん、チェーンのたるみを取るために1回止まったので、四駆とキャラバンしてる場合は置いてかれる事必至。本気になったら四駆か樹脂チェーンは必須ですね。
 まぁ何回も極地を自走するわけじゃないし、周りがハイレベル野郎ばかりなので、今は別にこれでよし。
 

ワイパーは諦める

 雪用ワイパーの価値がわかりました。夏用ワイパーは凍ります。後ろをついてきたトラックがワイパーを動かしてる雰囲気がなかったので、木曽レベルの低温では、諦めてワイパーなし作戦がどうやら最適なようです。

 木曽の低温下を走ってみた感じでは、フロントガラスで溶かした水がワイパーのすき間に入り込んで凍りつく現象が見られたので、まずは雪用ワイパーを導入するのが最適解かもしれません。 エーモンの風切り音防止モールでワイパーへの着雪を防ぎたいと言っていた事もありましたが、まだ試していません。湿雪には一定の効果を上げると思いますが、低温+乾雪には関係なさそうです。
 

おまけ:道の駅大桑の大きな魔物メロンパン


 

番外

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 道の駅可児ッテで15分の仮眠を取っていたと思ったら いつのまにか4時間寝ていた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが 
おれも 何が起きたのか わからなかった…