VAIO P
なにやら一部界隈で話題沸騰のVAIO Pについて。
ま、PC Watchとかのレビュー読んじゃってるともう把握済みなんでしょうが、あえて自分なりに記事にしてみる。
特長
とりあえず薄くて小さい。毎日持ち歩いても問題のなさそうな封筒サイズに、厚さ2cm未満、重量約600g。キーボードが犠牲になってないのはポイント高いです。逆に言えばコンパクトなキーボードサイズそのものなんですけど。
日本製。今時珍しいです。雇用の創出にちょろっと貢献している!?
少し待てばWWAN/GPS搭載ができる。こいつにSIM刺して使うだけならDoCoMoやB-mobileのデータ端末を一緒に持ち歩かなくても良くなります。アンテナの感度は・・・期待しないで待ちましょう。
欠点
システムが全体的に非力なため、Windows Vistaでは常用するのにはつらい。本気で使いたい読者さんがもしいるなら、SSDと最上級のCPU(現在はAtom Z 1.86GHz)の選択を強くおすすめします。開発者インタビューを読めばわかりますが、後からHDDをSSDに載せ替えようなんて考えてはいけません。基盤を自分で設計して発注するくらいの根性があるなら別ですが。知識のある人はVista Businessにしてダウングレード権を行使したり、ドライバの対応が進めばLinuxも可だと思います。
バッテリーは標準サイズで4.5時間とちょっと心細いです。交換用や外部バッテリを持ち歩くか、厚みを犠牲にして大容量バッテリを搭載した方が良さそうです。
値段はEeePCなどに比べると高いです。ただ、あの値段の機種では何か物足りないと思っていて、2倍前後のお金を出せる人にはよい選択肢です。